第二回 「本日のコーヒーブレイク」
みなさまこんにちは、高田晃一です。
いつもありがとうございます。
さて、今回で二回目を迎える「本日のコーヒーブレイク」。
このコーナーでは、高田製作所が取り組んでいるOEM特注の事例や、
私、高田晃一の日頃の業務をみなさまにご紹介しています。
高田製作所の「今」をお伝えすることで、ものづくりの魅力を身近に感じていただくと共に、
次世代の育成の場として、若い世代の方にも「ものづくり」に関心を持ってもらえればと思っております。
どうぞ、気軽にお付き合いください。
さて、今回は、高田製作所が得意とする高純度アルミニウム「AC7A」を用いた
特注製品「会議テーブルの脚部」の成形、その一部をご紹介いたします。
以下、製品のことを「ワーク」と記します。
これが高純度アルミニウム「AC7A」のインゴットです。
1本あたり、4.7キロあります。
12月14日現在のところ、280円/キロですので4.7×280=1316円になります。
今回の「ワーク」は生産数44本。
これらの重さを計画し、相当数のインゴットや再生塊をガス炉で溶解し精錬作業を行います。
アルミニウムの溶解温度は680度ですが、「ワーク」にあわせて温度を変えています。
注湯作業にうつります。型に流し込む作業は細心の注意を払って行う必要があります。技量が問われる作業です。
砂型鋳造成形によってつくられた「ワーク」の、型からはずされた直後の状態です。
温度がほどよく冷めた後、こうして型バラシを行い、砂型の砂を落とします。
今度は「フライス盤」を使っての加工に入ります。
フライスは加工軸が固定されており、テーブルが左右に動くことで「ワーク」の多面の加工が可能となります。
寸法精度を出すため、加工機には必ずX,Y,Z軸の数値の見極めが必要となります。
これは「ワーク」のテーブルの天板が取り付く部分の写真です。
砂型鋳造成形のため、抜け勾配が5度ついています。
フライス盤を使用して、砂型でできたパーティングラインと勾配5度を、エンドミルドリルで削ります。
ゴリゴリゴリと音を立てる「ワーク」と「エンドミルドリル」。
1cm進むのに1秒かかるでしょうか。とても根気の要る作業となります。
このように平らな面が完成しました。
今回ご覧いただいたのは、特注製品「会議テーブルの脚部」の成形作業のほんの一部でしかありません。
次回は、研磨や表面処理のお話ができたらと思っています。どうぞよろしくお願いします。
高田晃一



















